借金が返済できなくなった場合の救出措置というのがあります。それが債務整理です。債務整理は国で決めた措置なので、ケースによっては裁判所を通して行われます。その場合は弁護士事務所など専門家に依頼することになります。

北海道や東北などは都市部に弁護士事務所が集中しているので、とりあえず役所の窓口で相談します。状況に応じて弁護士事務所を紹介してもらえます。債務整理には主に3つあって、任意整理、個人再生、自己破産です。自己破産というのはマスコミでも何度も報道されたので認知度は高いですが、その内容まで知っている人はあまりいないようです。

意外と知られていない利息制限法

意外と知られていないのが、債務整理をすると払いすぎた利息が戻ってくるケースもあるということです。具体的にどういうことかというと、債務整理を弁護士に依頼すると借金の総額について再計算をします。どのくらいの借金をどこから借りているかを明確にしないと手続きができないからです。貸金業者や銀行などの取引履歴を元にして、利息制限法の利率に基づいて新たに計算し直すのです。

利息制限法というのは、一時高利の借金で苦しむ人が続出したため、法律で金利の上限を決めたのです。利息制限法の上限は18パーセントです。もしそれ以上の利率で支払っていた場合は、過払い金と言うことで金融業者から返済を求めることができるのです。全部の人が対象になるわけではなく、長く返済を続けている人やだいぶ前に返済を完了した人が対象になるケースが多いのです。返還交渉は個人では難しいので、弁護士にやってもらうのが効果的です。

払いすぎたお金はどうなる?

東京や大阪のような大都市では高金利のサラ金がたくさんあったので、過払い金が戻ってくるケースはかなりあります。北海道や東北でも都市部では該当するケースもあるので、心当たりのある人は最寄りの弁護士事務所に相談するべきです。以上は債務整理をした場合のメリットの1つです。

ただし過払い金が戻るといっても、それ以上の借金を抱えている場合は、やはり厳しい整理を行うことになります。一番軽いのは任意整理で、今後の収入が見込めて、抱えている借金が5年ぐらいで返済できる場合に適用されます。最悪のケースは自己破産です。どんなにやりくりしても返済が無理な場合は、不動産を持っていれば売却し、日常生活で最低限必要なものを除いて全て処分します。

その代わり借金はゼロになります。日常生活でローンを利用できないなどの制限がつきますが、一から再出発できるメリットがあります。北海道や東北などの地方ではこのような情報が少ないので、借金で不安な人はとにかく相談することが大事です。