かつてサラ金が社会的な問題になった時があります。当時のサラ金の金利はとても高かったので、借金を返済できずに夜逃げする人が続出したのです。また厳しい取り立てにあって自殺する人もたくさんいたのです。

借金でそのような悲劇を起こさないようにと、その後利息制限法によって金利の上限は18パーセントと決められ、年収の3分の1以上は借りることができない総量規制という法律ができたのです。しかし借金をする人が減ったわけではなく、相変わらず借金で苦しんでいる人はいます。ただ昔と違って今は、自己責任と突き放すのではなく、借金の苦しみから抜け出せるような制度ができています。それが債務整理という方法です。

様々な解決方法

これは合法的に借金を減らしたり、または借金をゼロにすることによって立ち直りの機会を与えようというセーフティーネットの一種です。例えば借金を返済できずに悩んでいる人で、自宅を手放したくないと思っている人はたくさんいるはずです。そのような人のために、債務整理には個人再生という方法があります。

これは裁判所に手続きすることにより借金の額を減らし、ローンを抱えた住宅は別扱いにして、借金だけを返済できるようにする方法です。借金の返済は将来見込める収入によって決められます。また借金の金額が大きすぎてどうやっても返済が無理な人の場合は、自己破産という方法があります。裁判所に自己破産の申請をすることによって借金を免除してもらう方法です。

その代わり住宅や車などの資産は処分されます。しかし借金で苦しんできた人の多くは、資産を失ったとしても自己破産によって人生をゼロからスタートできる喜びを実感します。これ以外にも債務整理には任意整理や過払い金返還などの方法がありますが、いずれの場合も専門の弁護士か司法書士に依頼することになります。

無料でメール、電話相談できる

弁護士や司法書士の知り合いがいない場合は、公的機関に相談窓口があります。例えば静岡県の公式ホームページには「多重債務に関する相談窓口」というのがあって、そこには静岡県内で利用できる相談窓口が一覧表になっています。国や地方公共団体をはじめ、その他の相談できる窓口がわかるようになっています。

静岡県弁護士会や静岡県司法書士会などの専門家の団体もありますから、直接電話で相談をすればアドバイスしてくれますし、最寄りの弁護士や司法書士を紹介してくれます。ほとんどが無料で電話相談ができるので、悩んでいる人はとにかく電話をすれば解決の糸口が見つかります。